なぜ徳島がビットコイン?/マウントゴックスの売り圧は小さいか【Weekly Review:6/22〜6/28】

今週の注目!

サービス開始11周年を記念して、メルカリがトレンドを振り返るインフォグラフィックス「数字で見るメルカリ」を公開。「カテゴリー別シェア」や「推し活グッズが人気」などが紹介されていたが、番外編として同社の「ビットコイン取引サービス」での平均取引金額ランキングも発表され、1位は「徳島県」となっていた。この日、偶然会ったメルコインの中村CEOも「リリースを見てびっくりしました。謎です」と語っていた。

ビットコイン

今週はマウントゴックスの弁済のニュースが中心となった。14万ビットコイン以上がユーザーの手に渡ることで、売り圧力となることが懸念されている。一方で、マウントゴックスユーザーは古くからのビットコイン投資家であり、すぐに売却することはないとの見方もある(なお、価格動向中心の記事は省いています)。

アルトコイン

イーサリアム現物ETFは、予想外に早く実現しそうな動き。さらにソラナなどの主要アルトコインのETFにも期待が高まるが、これは大統領選の行方が影響しそうだ。

業界動向

野村HDが日本の機関投資家を対象に、デジタルアセットの投資動向についてアンケート調査。日本でも機関投資家の参入が本格化するのか? 分散型IDをめぐる動きも要注目だ。

One More Thing

デザー、サークルなどのステーブルコイン発行会社は、合計で世界18位の米国債を保有。これは、韓国やドイツを上回る金額。ちなみに1位は日本。

|文・編集:増田隆幸
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