イーサリアムETFの手数料競争が始まる──インベスコはヴァンエクより若干高い0.25%

資産運用会社のインベスコ(Invesco)とギャラクシー(Galaxy)は、現在申請中のイーサリアム現物ETF(上場投資信託)が発売された場合、投資家に0.25%の管理手数料を請求する見通しだ。

これは、先月発表されたヴァンエク(VanEck)の0.20%より若干高いだけだ。

8つの発行企業が同時にイーサリアムETFを発売しようとしているため、他の商品と差別化し、投資家にアピールする上で手数料が重要な役割を果たすことになるだろう。グレイスケール(Grayscale)のビットコインETFは手数料が他社より高い1.5%だったため、他のビットコインETFが主に資金流入だったのに対し、グレイスケールでは数十億ドルの流出が発生していた。

管理手数料は、マーケティング費用、給与、カストディサービスなどファンドの維持費をまかなうために発行企業が使用するものだ。

ビットコイン現物ETFの発行企業のほとんどは、0.19%から0.30%の手数料を設定したが、イーサリアムETFも同様の手数料になる可能性が高い。

|翻訳・編集:林理南
|画像:Joseph Sohm/Shutterstock
|原文:Ether ETF Fee Race Begins as Invesco Reveals 0.25% Charge, Slightly Higher Than VanEck