グレイスケール、AIトークンに特化したファンドを発表

ビットコインETF大手の投資会社グレイスケール(Grayscale)は7月17日、Ai(人工知能)トークンに投資する新しいデジタル資産ファンドを発表した。

「Grayscale Decentralized AI Fund(グレイスケール分散型AIファンド)」は認定投資家のみアクセス可能で、「ブロックチェーンとAIが交差するプロトコルの成長を獲得できるよう設計された」と同社は述べている。

このファンドは当初、暗号資産AIプロトコルのネイティブトークンであるBittensor(TAO)、ファイルコイン(Filecoin:FIL)、ライブピアー(Livepeer:LPT)、ニア(Near:NEAR)、Render(RNDR)に投資し、四半期ごとに保有資産を再調整するという。

発表後、CoinGeckoのデータを見ると、これらのトークンは過去1時間で1%~3%上昇した。

「ブロックチェーンベースのAIプロトコルは、分散化、アクセシビリティ、透明性の原則を具現化しており、グレイスケールのチームは、これらのプロトコルがAI技術の普及に伴って生じる根本的なリスクを軽減することに役立つと考えている」と同社プロダクト・リサーチ責任者レイハネ・シャリフ・アスカリー(Rayhaneh Sharif-Askary)氏はプレスリリースで述べている。

|翻訳・編集:CoinDesk JAPAN編集部
|画像:Grayscale
|原文:Grayscale Launches Artificial Intelligence-Focused Crypto Fund; AI Tokens Gain