- ビットフォレックスは顧客の資産引き出しのためオンラインに復帰する。
- 同取引所は今年2月23日に中国警察の拘束と取り調べを受けていた。
- 引き出しが完了した後、すべての業務が停止される予定。
暗号資産(仮想通貨)取引所ビットフォレックス (BitForex)は、中国江蘇省警察の捜査に端を発した5ヶ月間にわたる操業停止の後、資産の引き出しのために再開すると発表した。
同取引所はX(旧ツイッター)の投稿で、取引と入金は停止したままだが、本人確認(KYC)を完了した顧客には出金が可能になると述べた。
同取引所は今年2月23日、5,700万ドル(約91億2,000万円、1ドル=160円換算)の流出が起きた後にオフラインとなった。ユーザーによる引き出しとサイトへのアクセスはブロックされ、香港の証券先物市場規制当局(SFC)が警告を発するにまで至った。
今回の投稿では「2024年2月23日、ビットフォレックスのチームが中国の江蘇省警察に拘束され、捜査を受けた」後、「この予期せぬ出来事により、同プラットフォームへのアクセスができなくなり、ユーザーは同日に資産を引き出すことができなくなった」と説明された。
同取引所によると、資産をユーザーに返還した後、すべての業務は停止され、「包括的な是正 」を受けるとのことである。
|翻訳・編集:T.Minamoto
|画像:Shutterstock
|原文:BitForex to Open for Withdrawals Following Chinese Police Investigation