マトリックス法によるテクニカル分析(2024/7/26)円建て史上最高値トライ、仕切り直し【楽天ウォレット】

本稿ではビットコイン相場を①パターン分析 ②移動平均線(9MA・25MA) ③一目均衡表 ④ボリンジャーバンド ⑤MACD ⑥RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。

サマリー

総合評点は3.7。円建て史上最高値トライに向けて最終関門だった1040万円のダブルトップのネックラインを上抜けたが、1080万円から調整。しかし半値押しできれいにサポートされ、再トライの構え。但し、円高が進んだ結果、ドル円を153円として史上最高値1124万円をクリアするにはドル建てでも史上最高値に肉薄する必要があり、ややハードルは高くなったか。

なお、こちらでは楽天ウォレットの証拠金取引所のBTCJPYのチャートを使用しております。BTCUSD  のチャートはこちらご参照ください(リンク先はTradingView社のサイトです)。

パターン分析

パターン分析

ダブルトップのネックライン1040万円を上抜け、史上最高値トライに向け視界良好に思われたが、970万円に失速。

但し、ちょうど半値押しの水準できれいに切り返しており、仕切り直して再び最高値トライが見えてきた。

レジスタンスは1040万円、1080万円、次は1124万円。

評点:4

移動平均線

移動平均線

実体部分で200MAにサポートされ、ゴールデンクロスしてから時間が経過、両線とも横ばいで方向感は感じられない。

評点:3

一目均衡表

一目均衡表

3役好転の買いサインが一時解消したが、ローソク足が雲を上抜け再点灯。

評点:5

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンド

バンドウォークは一巡したが、まだ上向きのトレンド発生中。

評点:4

MACD

MACD

デッドクロスしそうにも見えるが粘っている。

評点:3

RSI

RSI

50台で方向感なし。

評点:3

評点

評点

※この記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。
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