バイデン大統領、撤退/イーサリアムETF承認【Weekly Review:7/20〜7/26】

注目のニュースをカテゴリー別にピックアップ。これさえ読めば、1週間の大まかな動きをキャッチできます! 今週はニュースが多く、取り上げる本数も多めになりました。ただし、値動き中心のニュースは省いています。

今週の注目!

今週は大きなニュースが続き、慌ただしい1週間となりました。週明けにはバイデン大統領が再選を目指した大統領選からの撤退を表明。ハリス副大統領が民主党の事実上の大統領候補となり、「ほぼトラ」から少し状況が変わってきているようです。暗号資産にとっては、どちらが望ましいのか……。分散型・非中央集権というコンセプトに立つなら「そんなの関係ねぇ」でしょうか。

ビットコイン

世界的なITシステムの障害で思わぬ注目を集めたビットコイン。米時間27日のトランプ氏のスピーチに注目が集まっています(この記事が公開された時には、内容も明らかになっているはず)。

イーサリアム

今週は、イーサリアム現物ETFが承認され、取引がスタートというビッグニュースもありました。初日、取引高は10億ドルを超えましたが、グレイスケールからの流出も多い(取引高は流入・流出どちらも含む)と見られています。

アルトコイン/市場動向

犬モチーフのミームコインは、もはやミームと呼べないレベルに成長したものもあります。次は、猫ミームコインから大きく成長するものが登場するのでしょうか。

業界動向

業界動向は日本のニュースがよく読まれました。日本では今年、Web3マスアダプションが期待されていますが、水面下で進んでいた動きが徐々に表面化している感じがします。「実りの秋」となるのでしょうか。

One More Thing

いよいよ日本でも暗号資産ETF、まずはおそらくビットコインETFの取り扱いに向けた動きが始まったようです。ETFは暗号資産の普及に弾みをつけますが、証券会社で購入できるため、暗号資産取引所にとっては両刃の剣にもなります。各社、どういう戦略を取っていくのでしょうか。

|文・編集:増田隆幸
|トップ画像:Shutterstock