ハリス陣営はリセット？／XRPが急騰【Weekly Review：7/27〜8/2】

注目のニュースをカテゴリー別にピックアップ。これさえ読めば、1週間の大まかな動きをキャッチできます！ 今週も米大統領線にまつわるニュースが注目を集めました。11月まで賑やかな話題が続きそうです（値動き中心のニュースは一部省いています）。

今週の注目！

トランプ氏のビットコインカンファレンスでの講演から波紋が広がっています。ハリス陣営も暗号資産への姿勢をリセットし、支持を打ち出すことになるでしょう。大統領選はいずれにしても、暗号資産にポジティブなものになりそうです。

ルミス上院議員、国家債務削減のためアメリカが100万BTC購入することを提案

ビットコインの未来はアメリカ大統領選挙の結果次第：ジェフリーズ

民主党の一部、ハリス陣営に暗号資産への姿勢の「リセット」を迫っている：下院議員

ハリス副大統領は暗号資産をトランプ氏に譲ることはできない：シンクタンクが指摘

ビットコイン

トランプ氏の発言で、ポジティブなムードが広がったように思えたが、2日発表された7月の米雇用統計が低調だったことから、米株式市場は続落。ビットコインもリスク回避ムードに屈し、日本時間3日18時過ぎには6万2000ドルを割っている。

ビットコインは2045年までに20億円、世界の富の7％を占める：マイクロストラテジー創業者

ビットコイン150億円分買い増すマイニング大手マラソン・デジタル──HODLに舵を切る

米政府が20億ドル相当の「シルクロード」押収ビットコインを移動──価格は6万7000ドルを下回る

ビットコインの「ボリンジャーバンド幅」が縮小──2023年後半の急騰前のレベルに

市場動向

イーサリアムETFは、1月のビットコインETFの時と同じように、既存商品からETFに転換したグレイスケールからの流出が取引の多くを占めているようだ。流出が止まって、運用資産残高が順調に積み上がっていくか。

イーサリアムETF、第1週は3億4000万ドルの純流出

XRPが7%急騰──リップル社とSECの和解への期待と6億ドル分のロック解除が後押し

エヌビディア株はBTCやETHよりもボラティリティが高まっている──BTCとは2022年後半以降、強い相関関係

イーサリアム現物ETFは純流入、取引開始以来2度目──ビットコイン現物ETFは流出

業界動向

JBAに続いて、日本暗号資産取引業協会（JVCEA）と日本暗号資産ビジネス協会（JCBA）が「2025年度税制改正に関する要望書」を発表した。一番に掲げているのは、JBAと同様に「所得税の分離課税」。口座開設数1000万口座超えを追い風にできるか。

イーロン・マスク氏のX、ビットコインとMAGAのハッシュタグ絵文字をひっそりと削除

ドイツテレコムがRWAにフォーカスしたXDCに参加、ノードを運用

JVCEAとJCBA、税制改正に関する要望書を発表

DMMグループのWeb3子会社、社名をDMM Cryptoに変更

カリフォルニア州自動車局、4200万枚の自動車登録証をアバランチでデジタル化

リップル、トークン化米国債1000万ドルをXRP Ledger上で発行

One More Thing

1000万口座超えというユーザーサイドに動きに加え、今週はマスアダプションに向けた企業、しかもよく知られた企業やブランドの取り組みが目立った。ユーザー側とサービス提供側の活発な動きは、マスアダプションにとって、車輪の両輪だ。

SBIグループのNFTマーケットでPontaポイントが利用可能に

ソニー銀行、web3エンタメ向けアプリ「Sony Bank CONNECT」をリリース

メルカリ、「ビットコインつみたて」提供開始──イーサリアムにも展開予定

日本IBM、キリンの「氷結mottainaiプロジェクト」でブロックチェーンによるサプライチェーン可視化を支援

｜文・編集：増田隆幸
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