東急不動産などが進めるローカルDAO「おさかなだお長崎」、長崎創生プロジェクト事業に認定

東急不動産ホールディングスとMeTownが共同で推進する地方創生のための実証実験「Local web3 lab.@渋谷」が展開するローカルDAO「おさかなだお長崎」が8月16日、長崎市の長崎創生プロジェクト事業に認定された。

「Local web3 Lab.@渋谷」は、東急不動産、MeTown、Unyteの3社が連携し 、​渋谷を起点にブロックチェーンテクノロジーを活用した自律分散型コミュニティ「DAO」の構築によってさまざまな地域課題の解決を目指す実証実験プロジェクトとして今年2月から本格始動した。その第一弾として、「おさかなだお長崎」があり、関係人口の創出にDAOの枠組みを活用する実証実験に取り組んでいる。

「おさかなだお長崎」では、「長崎のうまいサカナの未来をつくる」というテーマに共感するさまざまなメンバーがインターネットを介して集まり、長崎の地場事業者と協働している。これまでに長崎の豊富な魚種の魅力を知る勉強会や、長崎の新鮮な魚を使った都内でのワークショップ型料理教室イベントなど、長崎の魚の魅力を広めるための活動を展開している。

「おさかなだお長崎」メンバーの旗印(メンバー証となるNFTのデザイン)。(おさかなだお長崎)

|文・編集:井上俊彦
|画像:認証式の様子。右前が鈴木史朗長崎市長。(おさかなだお長崎)