- TONブロックチェーンが2度目の停止を経てオンラインに戻った。
- このニュースでTONは約8%上昇した。
TONネットワークは2度目の障害の後、再びオンラインに戻った。
「TONネットワークは完全に稼働している!」と香港時間の8月29日午前9時半過ぎ、TONコミュニティーのテレグラム・チャンネルが投稿した。「TONベースの資産の引き出しとウォレットへの入金は順次処理される」。
今回の障害は4時間強続いた。TONコミュニティーはこの障害を 「DOGSトークンのミントに起因する高負荷」が原因だとした。
2日間で2度の障害が起こった。ネットワークはアメリカ時間の27日の午後に停止したが、真夜中過ぎに再開した。この停止もオブザーバーによってDOGSが原因だとされており、ネットワークが再びクラッシュした後、それがTONコミュニティーによって確認された。
CoinDesk Indicesのデータによると、TONプロトコルのネイティブトークンであるトンコイン(TON)は、このニュースを受けて約8%上昇している。
TONはまだ、テレグラム(Telegram)のパヴェル・ドゥーロフ(Pavel Durov)CEOが逮捕される前の取引価格を下回る水準で取引されている。テレグラムとTONは法的には別の事業体だが両者は密接に関連している。
8月28日、ドゥーロフ氏はパリ近郊で逮捕され、プラットフォーム上で不正取引や児童搾取を可能にしたこと、警察への協力を怠ったこと、管理なしに暗号化サービスを提供したことに関連する罪でフランスの裁判所に起訴された。
|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
|原文:TON Back Online After Second Outage