HashPortと関西イノベーションセンター、大阪外食産業協会が連携して、デジタルウォレットを活用したキャンペーンの第3弾を8月30日に開始した。
このキャンペーンでは、HashPortの「EXPO2025デジタルウォレット」の新機能「トークンディスカバリープログラム」を活用し、大阪外食産業協会に加盟する10ブランド35店舗以上を複数回利用するとさまざまな特典が得られる「デジタル会員証」の運用を行う。これは、大阪・関西万博のプロモーション事業でクーポンSBT(ソウルバウンドトークン:譲渡不可のNFT)を活用する先行事例であり、「未来社会の実験場」という万博の理念を体現する活動と位置付けられている。
キャンペーンは8月30日から9月23日までの「大阪の飲食店巡り ラリーキャンペーン」と9月25日から10月25日の「万博まで200日記念キャンペーン」の2つのフェーズに分かれている。
「大阪の飲食店巡り ラリーキャンペーン」では、各店舗に設置されている二次元バーコードを読み込むと、店舗限定のバッジSBTとガチャに挑戦するためのトークン(DISCOVERY TREASURE TOKEN:DTT)を獲得できる。そして次回来店時にSBTを従業員に提示すると店舗ごとに異なる特典が得られる。また、DTTを貯めてガチャに挑戦し、加盟店舗で利用可能なクーポンSBTや特製グッズなどを獲得することができる。
これにより、万博を盛り上げるとともに、大阪・関西地域の飲食店の新たなファンやリピーターの創出を目指しているという。
|文・編集:井上俊彦
|画像:Expo 2025