- SECは、デジタル資産に特化したS-1登録フォームを作成すべきとSEC委員のマーク・ウエダ氏は述べた。
- ウエダ氏は、ゲーリー・ゲンスラーSEC委員長とは対照的に、SEC内で暗号資産業界を支持する数少ない人物の一人。
SEC(米証券取引委員会)は、デジタル資産用のS-1登録フォームの特別版を作成すべきと、SEC委員のマーク・ウエダ氏は韓国・ソウルで開催された「韓国ブロックチェーンウィーク(Korea Blockchain Week)」で語った。
同氏は、米国で証券を登録するために企業が記入しなければならない現在のS-1フォームは、デジタル資産や他の特殊な金融商品に適しておらず、SECは米国での登録を目指すデジタル資産商品に対して十分な対応をしていないと述べた。
ウエダ氏は、暗号資産に厳しい姿勢を示しているゲーリー・ゲンスラーSEC委員長とは対照的に、SECで暗号資産を支持する数少ない人物の一人。ウエダ氏は、SECは暗号資産企業と協力し、現行のS-1登録フォームに追加または削除すべき部分を特定できると指摘した。
|翻訳・編集:CoinDesk JAPAN編集部
|画像:Nikhilesh De/CoinDesk
|原文:SEC Commissioner Mark Uyeda Calls for S-1 Form Tailored for Digital Assets