- ナイジェリアの裁判所は、暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスの財務コンプライアンス責任者、ティグラン・ガンバリャン氏の保釈申請に関する判決を延期した。
- ガンバリャン氏の弁護士は2日、健康上の理由で新たな保釈申請を提出した。
ナイジェリアの裁判所は、今年初めに収監されて以来健康状態が悪化しているバイナンス(Binance)の財務コンプライアンス責任者、ティグラン・ガンバリャン(Tigran Gambaryan)氏の保釈申請に関する判決を延期した。家族のスポークスマンがCoinDeskに語った。
次の保釈審問は10月9日に予定されている。
ガンバリャン氏の弁護士は2日、健康上の理由で新たな保釈申請を提出。同氏の弁護士は、同氏が7月18日以来手術を必要としており、現在は提供を受けられない緊急の援助が必要だと裁判所に伝えたと、ブルームバーグ(Bloomberg)が報じた。
同氏は2日、車椅子の使用を拒否され、足を引きずりながら法廷に入る姿を目撃された。収監中にマラリア、肺炎、扁桃炎、そして背中の椎間板ヘルニアによる合併症を患い、ほとんど歩けない状態になった。
|翻訳・編集:廣瀬優香
|画像:Shutterstock/Consensus
|原文:Nigerian Court Postpones Decision on Gambaryan Bail Application