バイナンス子会社の暗号資産取引所Tokocrypto、インドネシアでライセンスを取得──同国で3番目
  • バイナンスの子会社であるインドネシアの暗号資産取引所Tokocryptoが、同国の商品先物取引規制当局から正式なライセンスを取得。
  • 30を超える暗号資産取引所が正式なライセンスを申請中。

インドネシアの暗号資産(仮想通貨)取引所Tokocryptoは、「Bappebti」として知られる同国の商品先物取引規制当局から「物理的暗号資産トレーダー(PFAK)」として正式なライセンスを取得した。

バイナンスは2022年後半にTokocryptoを買収し、以前から同社の大株主だった。

2023年後半、インドネシアはすべての暗号資産取引所に対し、世界初の暗号資産向けの国家取引所と呼ばれるものに登録する要件を導入。この国家取引所は商品先物取引所(CFX)と呼ばれ、Bappebtiによって規制されて伝統的な証券取引所のように機能するが、暗号資産に特化している。

この規制の整備は、インドネシア国内での暗号資産に対する高い需要への対応として行われた。

「Bappebtiに登録された35の見込みのある暗号資産取引所が存在するインドネシア市場において、PFAKライセンスを取得した3番目の暗号資産取引所になれたことを誇りに思う」とTokocryptoのCEOであるユドホノ・ロールズ(Yudhono Rawis)氏は声明で述べた。

|翻訳・編集:廣瀬優香
|画像:Shutterstock
|原文:Binance Unit Tokocrypto Is Third Crypto Exchange to Score Full License in Indonesia