CoinDesk JAPANを運営するN.Avenueが2023年7月より展開している「N.Avenue club」は、Web3をリサーチする大手企業のビジネスリーダーを中心とした限定有料コミュニティサービスです。
2024年10月(2期第4回)の「ラウンドテーブル」のテーマは「ビットコイン」。文字どおり、Back to the Basicsと言える大テーマについて、ゲスト講師とともに考えます。
海外から、ビットコインのステーキングに取り組む「バビロン(Babylon)」の共同創業者、フィッシャー・ユー(Fisher Yu)氏がオンライン登壇。
さらにデジタルガレージグループのWeb3事業を担当する木室俊一氏、SBI VCトレード代表取締役社長の近藤智彦氏、東京電力でビットコイン・マイニングを推進するアジャイルエナジーX代表取締役社長の立岩健二氏が議論に加わります。
「N.Avenue club」は国内外のゲスト講師を招いた月1回の「ラウンドテーブル(研究会)」を軸に、会員企業と関連スタートアップや有識者との交流を促す「ギャザリング」などを通して、日本のWeb3ビジネスを加速させる一助となることを目指しています。
クローズドゆえの濃密な時間と空間で、毎回ディープな議論が展開される「N.Avenue club」は、現在、二期の会員企業を募集しています。参加にご興味・ご関心を持たれた方は、以下のフォームからお問い合わせください。
ビットコインで生まれる日本の新たな金融・ビジネス・資産運用~サトシ・ナカモトのコンセプトはすでに世界と日本を変えた~
■日時:10/17(木) 16:00〜18:30(15:30 受付開始)
■概要:
「完全なP2P電子通貨が誕生すれば、金融機関が介在することなく利用者同士がオンラインで決済できるようになる」
この一文で始まるビットコインのホワイトペーパーが公開された2008年以来、サトシ・ナカモトが綴ったコンセプトは、その価値を指数関数的に上昇させてきた。
政府、銀行、電力会社、電機メーカー、食品会社、不動産会社、大学、寺院……ありとあらゆる組織と企業は、ビットコインが作る電子通貨のエコシステムの研究を徹底的に行い、持っている資産の一部をビットコインに替える人の数は地球規模で増え続けてきた。
日本も例外ではない。ビットコインを取引する国内市場は変化を続け、ビットコインを活用した事業を始める企業も増えてきた。ビットコインを原資産にリターンをもたらす新たな金融商品の開発を巡っては、国内の金融界においても水面下で動きが活発化している。
10月17日開催の『N.Avenue Club』では、「ビットコインと日本」を主題に、4つの視点からこのテーマを深堀りしていく。
■Briefing Sessionスピーカー
フィッシャー・ユー(Fisher Yu)氏 | Babylon Co-founder
バビロン(Babylon)チェーンの共同創設者兼CTO(最高技術責任者)。分散化の熱心な信奉者であり、ブロックチェーン・セキュリティと暗号化における著名な専門家。起業家および技術リーダーとしての深い洞察力と戦略的アプローチは、デジタル分野の変革の最前線に注がれている。
バビロンのビジョンを明確化し、戦略を考案し、画期的な研究開発プロジェクトを主導。分散型の未来への献身は、ブロックチェーン・セキュリティにおけるバビロンチェーンの革新的な取り組みの原動力となっている。
Main Sessionスピーカー
木室俊一氏 | Head of web3 Business, Digital Garage / CBO, Crypto Garage
大阪大学大学院基礎工学研究科卒業後、日本アイ・ビー・エムに入社し、プロジェクトマネジメント業務、クラウド・AI・ブロックチェーン領域の事業開発に従事。2018年2月よりデジタルガレージにてビットコイン、ブロックチェーン分野における事業開発・投資に従事し、2018年9月、Crypto Garageの設立に参画。2022年よりデジタルガレージグループのweb3事業を担当。
近藤智彦氏 | SBI VCトレード株式会社 代表取締役社長
2007年、早稲田大学理工学部卒業後、SBIホールディングス入社、SBIグループの情報システムを担当。同グループの電子決済事業を経て、外国為替関連事業を営むSBIリクイディティ・マーケットでシステム担当役員を務める。2019年にSBI VCトレード取締役に就任、暗号資産・Web3関連事業に従事し2023年から現職。
立岩健二氏 | アジャイルエナジーX 代表取締役社長
1996年、京都大学大学院エネルギー応用工学専攻修了後、東京電力入社。新型原子炉の安全設計等に従事。2004年、スタンフォード大学MBA取得後、日本の電力会社初となる、海外原子力事業への出資参画を主導。2011年、海外機関と連携し福島第一原発事故に対応。事故の教訓を踏まえ、アンチ・フラジャイルに開眼。
2018年、東京電力の社内研修にて、未利用再エネを用いたビットコイン・マイニング事業を、東京電力の新たな経営の柱とすることを提案。2022年、東京電力における両利きの経営を体現する社内ベンチャーとして、アジャイルエナジーX設立。
なお、ファシリテーターは、N.Avenue/CoinDesk Japan 代表取締役CEOの神本侑季が務める。