フィナンシェ、ミームトークン「DaoCorn」をTONチェーンで発行

トークンプラットフォーム「FiNANCiE」を提供するフィナンシェは、同プラットフォーム上のミームトークン「DaoCorn」を、TON(テレグラム)ブロックチェーン上でMEMECOINとして発行すると9月30日に発表した。

FiNANCiEは2024年5月にミームトークンカテゴリーを開始し、DaoCornはその初のプロジェクトだった。DaoCornは従来のFiNANCiEプラットフォーム内での取引に加え、TONチェーン上でのグローバルな取引が可能となる。

同社は、TON上のDaoCornのエアドロップ(無償配布)キャンペーンも予定している。対象者は、FiNANCiE上でDaoCornトークンを保有するユーザー、その他のミームトークン保有者、およびFNCTトークン保有者になるという。

TONチェーン上のDaoCornは、FiNANCiE上のものとは異なるトークンとなる。取引には外部ウォレットが必要となり、推奨ウォレットや設定方法については、キャンペーンの詳細と共にFiNANCiE公式noteにて案内される。

話題のTON

TONチェーンはメッセージアプリのテレグラム(Telegram)を立ち上げたデュロフ(Durov)兄弟が開発したブロックチェーンプラットフォーム。現在はテレグラムからTON財団が運営を引き継ぎ、ネットワークの名称が「TON(Telegram Open Network)」から「TON(The Open Network)」に改称された。

テレグラムは2024年8月下旬にCEOのパベル・デュロフ(Pavel Durov)氏が逮捕され、トンコイン(TON)が下落したことが話題になった。

|文:栃山直樹
|画像:リリースから