- トークン「EIGEN」は、分散型取引所Aevoで4.11ドル(約591円、1ドル144円換算)で取引されており、完全希薄化後時価総額(FDV)は68億ドル(約9790億円)。
- アーリーアダプターに総供給量の5%が割り当てられる。
- 中央集権型取引所での取引は、協定世界時(UTC)10月1日5時に開始される。
リステーキングプロトコルのアイゲンレイヤー(EigenLayer)は、太平洋標準時9月30日21時(協定世界時10月1日16時)に待望のトークン「EIGEN」のロックを解除し、その1時間後にバイナンス(Binance)で取引を開始する。
アイゲンレイヤーは、ユーザーがイーサリアム(ETH)をステーキングすることを可能にし、その資産を他のネットワークのセキュリティ確保や追加報酬の獲得に再利用できる。このプロトコルの預かり資産(Total Value Locked:TVL)は、競争の激化とリステーキング分野全体のより広い低迷の結果、6月以降50%以上減少した。現在のTVLは約100億ドル(約1兆4400億円)。
トークンの総供給量は16億枚。そのうち8600万枚は、最近発表された「ステークドロップ」と呼ばれるエアドロップを受け取るアーリーアダプターに割り当てられる。
価格はリリース時に不安定になる可能性が高く、現在は分散型取引所Aevoで4.11ドル(約591円)で取引され、過去24時間の取引量は19万1000ドル(約275万円)にとどまっている。現在、完全希薄化後時価総額(FDV)は68億ドルだ。
|翻訳・編集:廣瀬優香
|画像:Eigenlayer創設者セレーラム・カナン(Sreeram Kannan)氏(Danny Nelson/CoinDesk)
|原文:EigenLayer Tokens to Be Released in Coming Hours, Futures Trade at Fully Diluted $6.8B