- オーストラリアでは8月のビットコインETFに続き、イーサリアムETFがスタートする。
- 「Monochrome Ethereum ETF」は、現物および現金での償還が可能。
オーストラリアの暗号資産投資会社モノクローム(Monochrome)は15日、オーストラリア初のイーサリアム(ETH)ETF(上場投資信託)をスタートさせる。
「モノクローム・イーサリアムETF(Monochrome Ethereum ETF:IETH)は現地時間10時にスタート。同社は8月にはビットコイン(BTC)ETFをスタートさせている。同ビットコインETFの運用資産残高は10月10日時点で165ビットコイン、1000万ドル強相当となっている。
香港の暗号資産ETFと同様に、IETHは現物および現金での償還が可能。つまり、投資家はイーサリアムでETFに投資したり、資金を引き出したりできる。
10月10日時点、香港のビットコインETFとイーサリアムETFの運用資産残高は2億6297万ドルと3507万ドル。一方、SoSoValueによると、米国上場のETFはビットコインETFが586.6億ドル、イーサリアムETFは67.4億ドルにのぼる。
1月に米国でビットコインETFがスタートした後、複数の国で暗号資産ETFの上場が承認されたが、いずれも米国と比較すると規模はかなり小さい。先週、韓国のニュースサイト「news1」も、同国の金融委員会が暗号資産ETFの認可を検討していると報じた。
|翻訳・編集:CoinDesk JAPAN編集部
|画像:シドニーのオペラハウス(Stanbalik/Pixabay)
|原文:Australia’s First Spot Ether ETF to Go Live on Tuesday