神奈川県は、デジタルガレージおよびJAPANボランティア協会と連携し、NFT(非代替性トークン)を活用した環境保護活動の実証実験を開始する。
県が主催する「湘南ビーチクリーンアクション」は、2024年11月9日から12月8日にかけて計4回の海岸清掃イベントを実施。参加者には、ボランティア活動の証明としてNFTが配布される。
このNFTは、ブロックチェーン上に記録される不変のデジタルデータとして、参加者の環境保護への貢献を証明する役割を果たす。
神奈川県は、この取り組みを通じてボランティア活動の実績がNFTによって証明・記録され、評価される社会の実現を目指すとしている。
さらに、参加者限定の特典として、2025年2月13日に環境問題と先端技術をテーマに、デジタルガレージ取締役の伊藤穰一氏らが登壇するトークイベントの開催も予定されている。
|文:栃山直樹
|画像:リリースから、Shutterstock