トランプ氏のワールド・リバティ・ファイナンシャル、トークンセール開始でWebサイトダウン
  • トランプ一家が支援するワールド・リバティー・フィナンシャルのトークンセールは、協定世界時(UTC)15日12時40分に開始され、最初の20分間で2億2000万以上のトークンが1700以上のユニークウォレットに対して販売された。
  • トークンセールウェブサイトは、セールス開始直後に多数の障害が発生。
  • 「WLFI」トークンは、プラットフォームのガバナンストークンとして機能し、ユーザーは借入、貸付(レンディング)、流動性プールの作成などのDeFiアクティビティに参加できる。
  • トランプ氏は最高暗号資産擁護者(チーフ・クリプト・アドボケイト)」、同氏の息子のうち2人、エリック(Eric)氏とドナルド・トランプ・ジュニア(Donald Trump Jr)氏は「Web3アンバサダー」、バロン(Barron)氏は「DeFiビジョナリー」の役職を持ち、一家がプロジェクトに深く関与していることがわかる。

トランプ一家が支援するワールド・リバティ・ファイナンシャル(World Liberty Financial)のトークンセールが開始されたようだ。最初の1時間、サイトが何度もダウンしたにもかかわらず、2900人近い投資家がトークンを購入した。

販売は協定世界時(UTC)15日12時40分に始まり、データによると、最初の1時間で約3000のユニークウォレットに、3億4400万以上のWLFIトークンが販売されたという。

WLFIはプラットフォームのガバナンストークンとして機能し、ユーザーは借入、貸付(レンディング)などのDeFiアクティビティに参加できる。プロジェクトは、3億ドルの調達を目指しており、ワールド・リバティー・フィナンシャルの評価額は15億ドル、イーサリアムブロックチェーン上で1000億トークンが発行される予定だ。

ワールド・リバティ・ファイナンシャルはトークンセールに先立ち、認定済みの10万人以上の米国投資家をホワイトリストに登録していたと報じられた。トランプ氏はこのプロジェクトの「暗号資産最高擁護者」であり、彼の息子であるエリック氏とドナルド・トランプ・ジュニア氏は「ウェブ3大使」、バロン氏は「DeFiのビジョナリー」という肩書を持っている。

米国では、認定投資家はSECからIPO前の株式など未登録証券への投資を許可されている。認定投資家は、年間収入20万ドル、総資産100万ドル超など、特定の収入と純資産の基準を満たさなければならない。

|翻訳・編集:CoinDesk JAPAN編集部
|画像:ワールド・リバティ・ファイナンシャルのティーザー広告(Rug Radio、CoinDeskが加工)
|原文:Trump’s WLFI Website Crashes After Token Sale Goes Live With 2.9K Holders