ビットバンク、Web3投資特化の新会社設立

暗号資産(仮想通貨)取引所bitbankを運営するビットバンクは11月8日、暗号資産およびブロックチェーン関連プロジェクトへの投資を専門とする新会社「Bitbank Ventures合同会社」を設立したと発表した。新会社は同社の100%子会社として、投資判断の迅速化と体制強化を目指す。

ビットバンクはこれまでも複数のプロジェクトやクリプトファンドと協働し投資活動を展開してきた。リリースによると、近年、大規模言語モデル(LLM)の普及を契機としたAIとクリプトの融合など業界の技術革新が加速している状況を踏まえ、より機動的な投資体制の構築が必要と判断したという。

新会社は、グローバルでの展開を見据えるプロジェクトの発掘に注力し、日本の暗号資産ビジネスの発展における橋渡し役を担う。具体的には、ビットバンクグループとの事業シナジー創出、日本市場のノウハウ共有、国内外パートナーとの連携促進などを展開する方針だ。

|文:栃山直樹
|画像:リリースから