【N.Avenue club 2期6回ラウンドテーブル】<br>推し活、スポーツエンタメを変える「魔法の」ファントークン:その商機と課題

CoinDesk JAPANを運営するN.Avenueが2023年7月より展開している「N.Avenue club」は、Web3をリサーチ・推進する企業リーダーを中心とした、法人会員制の国内最大Web3ビジネスコミュニティです。

2024年12月(2期6回)のラウンドテーブル(研究会)のテーマは「ファントークン」。応援の熱量を可視化し、さらに応援に対してリターンを付与できるとして注目されているファントークンのポテンシャルと課題について、ゲスト講師やアドバイザリーボード・メンバーとともに考えます。

ゲスト講師として、海外から、「パリ・サンジェルマン」「インテル・ミラノ」など、世界的人気を誇るビッグクラブのファントークンを手がけるChiliz / Socios.com チーフストラテジーのマックス・ラビノヴィッチ氏がオンライン登壇。ファントークンの最新事情を共有します。

会場には、フィナンシェ取締役の田中隆一氏、YOAKE entertainment代表取締役の福山正之氏、SBIデジタルアセットホールディングス 暗号資産事業統括の狩野弘一氏を迎えます。

N.Avenue club」は国内外のゲスト講師を招いた月1回の「ラウンドテーブル(研究会)」を軸に、会員企業と関連スタートアップや有識者との交流を促す「ギャザリング」などを通して、日本のWeb3ビジネスを加速させる一助となることを目指しています。

クローズドゆえの濃密な時間と空間で、毎回ディープな議論が展開される「N.Avenue club」は、現在、2期の会員企業を募集しています。参加にご興味・ご関心を持たれた方は、以下のフォームからお問い合わせください。

以下のフォームからお問い合わせください。

推し活、スポーツエンタメを変える「魔法の」ファントークン:その商機と課題

■日時:12/10(火)16:00〜18:30(15:30 受付開始)

■概要:自分にとってイチオシのアーティストやコンテンツ、アイドル、人を応援する「推し活」の国内市場規模は8,000億円を超え、スタジアム観戦などのスポーツ参加市場の約1.4兆円に近づいている。

この「推し」とプロスポーツなどへの応援活動がさらに国境を超え、今後大きな経済圏を形成する上で、「ファントークン」というデジタル資産は世界中のファンコミュニティのエンゲージメントを強めていくことが予想される。

例えば、サッカーファンを魅了する「パリ・サンジェルマン」や「インテル・ミラノ」はすでに「ファントークン」を発行しており、欧州のプロスポーツ業界はトークン経済を活用した新しいエンターテインメント事業を始めた。

一方、人口減少と高齢化が進むアジアのプロスポーツ大国・日本においては、ローカルのプロスポーツビジネスのグローバル化を本格化させる重要フェーズに入ったと言われる。

12月10日(火)開催の「N.Avenue Club」では、推し活とスポーツ・エンターテインメントにおけるファントークンの可能性と課題を探る。

■Briefing Sessionスピーカー(オンライン)

マックス・ラビノヴィッチ氏 | Chiliz /Socios.com チーフストラテジーオフィサー

デジタル領域において15年以上の実績を有するクリエイティブディレクター・戦略コンサルタント。ChilizおよびSocios.comにてチーフストラテジーオフィサー(CSO)として、新機能開発の統括、プラットフォームの機能拡充、戦略的パートナーシップの構築を推進。ファンエンゲージメントとブロックチェーン技術における業界のリーディングカンパニーとしてのポジションを確立すべく、Chilizの戦略的成長を牽引している。

Main Sessionスピーカー

株式会社フィナンシェ | 田中隆一氏 取締役

外資系コンサルティング会社を経て、2002年にディー・エヌ・エーにて新規事業の立ち上げを経験。2005年にはモバイル広告会社を共同創業し、国内の大手地図企業へバイアウト。2012年にシンガポールを拠点としたUnicon Pte Ltdを創業し、ブロックチェーン技術に着手。2018年にはブロックチェーン領域に特化したベンチャーキャピタルgumi Cryptos Capitalのアドバイザーを経て、2019年に株式会社フィナンシェを共同創業。

株式会社YOAKE entertainment | 福山正之氏 代表取締役

株式会社YOAKE entertainment 代表取締役、株式会社TWIN PLANET(ツインプラネット)取締役副社長。Web3・ブロックチェーン技術・AI・メタバース・XRなど、最先端テクノロジーをエンタメ業界に取り入れ活動。天野喜孝氏のファインアートをIPコンテンツ化する「CANDY GIRLプロジェクト」や、ブロックチェーンテクノロジーと掛け合わせたCANDY GIRLのNFT販売などの実績をもつ。

SBIデジタルアセットホールディングス | 狩野弘一氏 暗号資産事業統括

外資系金融機関で20年以上にわたり、トレーディングおよび組織マネジメントにおいて豊富な実績を持つ経験豊かな金融プロフェッショナル。2020年にSBI Digital Asset Holdingsに参画し、暗号資産事業の統括を担当。「プロジェクトガーディアン」をはじめとするグローバルなデジタルアセットプロジェクトの推進に尽力し、今回のChiliz社との合弁設立にも参画している。

なお、ファシリテーターは、N.Avenue/CoinDesk Japan 代表取締役CEOの神本侑季が務める。

|文:編集:CoinDesk JAPAN編集部