- DEXのHyperLiquidでポイントを獲得したユーザーに、HYPEトークンの総供給量の31%がエアドロップされる。さらに 23.8%は、現在および将来のコア貢献者のために確保される。
- HYPEは、プラットフォームを動かすコンセンサスアルゴリズムであるHyperBFTを確保するためのステーク資産になる。
- また、ガス料金や、ネットワーク上に構築される DeFiアプリケーションの生成にも使用される。
分散型取引所(DEX)のHyperLiquidは、アーリーアダプターに11月29日に配布されるネイティブトークンHYPEの立ち上げを発表した。
10億トークンが発行され、そのうち31%は5月に終了したキャンペーンでポイントを獲得したユーザーに配布される。さらに23.8%は、現在のコアな貢献者と将来のコアな貢献者のために確保され、後者分は1年間ロックされる。
HyperLiquidのユーザー数は22万人を超え、過去24時間で24億ドル(約3600億円、1ドル=150円換算)の取引高を記録した。
この種のキャンペーンは、最終的なトークンのエアドロップを目的としたプラットフォームの利用を促すものとして、DeFi分野で今年ますます一般的になってきました。 さらに、さまざまなエアドロップの対象となるために流動性をプロジェクトからプロジェクトへと移す投資家である「エアドロップ・ファーマー」の誕生も後押ししている。
HYPEは、標準的なガバナンストークンとは異なり、ステーキング機能やガス料金の支払い方法など、多くの機能を備えている。HYPEをステーキングすることで、HyperLiquidプラットフォームを支えるプルーフ・オブ・ステーク(PoS)コンセンサス・アルゴリズムであるHyperBFTが確保される。
トークン生成イベントは協定世界時(UTC)11月29日午前7時半(日本時間午後4時半)に実施され、HYPE/USDCペアがHyperLiquidのスポット取引ブックに追加される。
|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
|原文:Crypto Exchange HyperLiquid to Airdrop 310M Tokens to Early Adopters