ビットコイン、10万ドル超え/イーサリアムの低迷は終わったか【Weekly Review:11/23〜11/29】

今週の注目!

ビットコインが10万ドルを超えた。2024年を4万ドル強でスタートしたあと、ETF人気を受けて春には6万ドルまで上昇したが、その後はレンジ相場が続いた。米大統領選でのトランプ氏当選からの経緯は改めて説明する必要はないだろう。1月の大統領就任式、本格的な第2期トランプ政権のスタートもあり、少なくとも半年は強気相場が続くとの予想が強い。

ビットコイン

10万3000ドル超の史上最高値を記録したあと、利益確定の動きで一時9万2000ドル付近まで下落した。ボラティリティは暗号資産につきものだが、企業のビットコイン保有戦略は加速するだろうか。

市場動向

イーサリアム、XRPも上昇した。特にXRPは大幅な上昇を見せ、USDTを抜いて、時価総額第3位となっている。SEC(米証券取引委員会)との法廷闘争で遅れを取ったXRPの巻き返しが始まるのか。

業界動向

11月のDMM CryptoのWeb3事業撤退に続き、DMMビットコインの廃業、SBI VCトレードへの事業譲渡が伝えられた。強気相場が続く一方で、日本の暗号資産業界は規制枠組みの変化も予想され、2025年は変動の年となりそうだ。

One More Thing

注目と話題を集めたNFTプロジェクトが終了する。ただこれは、NFTの最初のフェーズの終焉だけでなく、新しいフェーズの始まりを示しているのかもしれない。