マネックス、Sandboxメタバース「OASIS TOKYO」を一般公開

マネックスグループは12月25日、同社のWeb3事業部門であるMonex Web3が、The Sandbox上に開発した「OASIS TOKYO」の一般公開を開始したことを発表した。

The Sandbox上の8×8区画(東京ドーム約13個分)に展開される本プロジェクトは、そのうち3×3区画をメインランドとして2035年の近未来都市をイメージした空間を構築している。日本を象徴する街並みの中に美術館やステージなどのイベント施設を配置し、クリエイターとファンの交流拠点としての機能を備える。

Monex Web3のひとつであるOASISはこれまでも、Decentraland上に「OASIS KYOTO」、Fortnite上に「OASIS KYOTO NEO」を展開してきた実績を持つ。今回のOASIS TOKYOは、The Sandboxにおける最大規模のプロジェクトの一つとして位置付けられる。

OASISでは企業向けのメタバースレンタルも検討されている。これはOASIS TOKYOメインランド内の一部店舗を活用し、高額な開発費用を必要とせずにメタバース空間でのブランド展開を可能にするというもの。The Sandbox LANDの1区画は96メートル四方、高さ128メートルで、この空間を活用した企業のメタバース参入を支援する。

|文:栃山直樹
|画像:リリースから