暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)の日本法人バイナンスジャパン(Binance Japan)は1月7日、暗号資産の現物取引において新たに3銘柄の取り扱いを開始すると発表した。
今回追加されるのは、セイ(SEI)、ぺぺ(PEPE)、およびアイオーテックス(IOTX)で、このうちSEIについては日本国内での初上場となる。
SEIは高速な金融取引を実現するために開発されたレイヤー1ブロックチェーン「Sei」のネイティブトークンとなる。時価総額約20億ドル(約3160億円、1ドル=158円換算)で暗号資産全体の時価総額ランキングで64位に位置している(CoinMarketCap:7日時点)。
新規銘柄の取引開始は2025年1月9日および16日を予定しており、すべての銘柄で日本円取引ペアが提供される。SEIはこれに加えてビットコイン(BTC)およびバイナンスコイン(BNB)とのペアが、IOTXはビットコインおよびイーサリアム(ETH)とのペアが取引可能となる。
また、バイナンスジャパンは同日、日本円建て取引ペアの追加を発表。新規上場のSEI、PEPE、IOTXに加え、APT/JPY、SUI/JPY、IOTX/JPYで、これにより同社の日本円取引ペアは合計16種となる。
同社は新規ペア追加を記念し、各ペアの取引開始から1カ月間、メーカー手数料無料キャンペーンを実施する。
|文:栃山直樹
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