暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)の日本法人、バイナンス・ジャパン(Binance Japan)は1月24日、暗号資産BNB保有者向けの新しい報酬プログラム「HODLer Airdrops」の国内提供を開始すると発表した。第一号案件として、アニメコイン(ANIME)の取り扱いを開始する。
HODLer Airdropsは、バイナンスに新規プロジェクトが上場する際、一定期間BNBを保有していたユーザーに報酬を付与するプログラム。グローバル版では新規プロジェクトのトークンが報酬として付与されるが、日本国内向けサービスでは、これらの新規トークンをBNBに変換した利息としてユーザーのウォレットに配布される。
第一号案件となるアニメコインは、人気NFTプロジェクト「Azuki」が発行するトークンだ。総供給量は100億枚に設定されており、Azuki NFTならびに関連するNFTの保有者がエアドロップを請求できる。なお、日本時間1月23日午後10時のエアドロップ開始直後にはウェブサイトがダウンする事態も発生した。
HODLer Airdropsの報酬として17万ANIMEが割り当てられる。報酬の受け取り対象となるのは、2025年1月17日から同月21日の期間中に、同社のSimple EarnサービスにBNBを寄託したユーザーとなっている。
|文:栃山直樹
|画像:バイナンスWebサイトから