ピクトレ、北関東3県で電信柱撮影の実証実験

シンガポールを拠点とするDigital Entertainment Asset(DEA)は1月24日、エヌ・ティ・ティエムイー(NTT-ME)、Greenway Grid Globalとともに、参加型社会貢献ゲーム「ピクトレ(PicTrée)」を活用した電信柱撮影の実証実験を栃木県・群馬県・茨城県の約15万本の電信柱を対象に2月2日から3月16日まで実施すると発表した。

実証実験では、参加者はピクトレで電信柱を撮影、そのデータをもとに電信柱や電線などの電力インフラ設備の効率的な維持管理手法の検討を行う。

DEAはこれまでも群馬県前橋市や都内などで同様の実験を行ってきた。今回、プレイヤーは、「群馬軍」「栃木軍」「茨城軍」の3つのチームに分かれ、各エリアで電信柱の撮影を進めながらスコアを競う。参加者への報酬として、Amazonギフト券や同社発行の暗号資産DEAPcoin(DEP)が付与される。

これまでの実験成果としては、電柱への樹木接近やカラスの営巣など、設備の不具合の早期発見に貢献しているという。また、2月には静岡県沼津市でも同様の実験が行われる。

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|文:橋本祐樹
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