マイクロストラテジー、1万107BTCを追加購入──さらなる購入資金確保のための優先株式募集も発表

- マイクロストラテジー(MicroStrategy)は、さらに1万107ビットコイン(BTC)を追加購入した。
- さらに同社、はビットコイン購入を継続するために優先株の募集を発表した。
- 同社は現在、47万1107ビットコインを保有しているとマイケル・セイラー(Michael Saylor)氏はXに投稿した。
マイクロストラテジーは、先週もビットコインを追加購入し、保有ビットコインを47万1107枚に増やした。同時に同社は、さらに多くのビットコインを購入するための資金調達の新たな方法として、約2億5000万ドル(約388億円、1ドル=155円換算)の優先株式の募集を発表した。
エグゼクティブ・チェアマンのマイケル・セイラー氏率いるマイクロストラテジーは、シリーズA永久優先株式(STRK)は、100ドルの優先残余財産分配権を有すると発表した。STRKの各株は最初、A種普通株式1株あたり1000ドルの転換価格で、A種普通株式1株の10分の1に転換可能である。また、セイラー氏によれば、8%の累積型優先配当金が支払われる。
今回の発表は、マイクロストラテジーが12週連続でビットコインの保有を増やした後に行われた。
1月26日に終了した週に、同社は1万107枚のビットコインを購入し、その総保有数を47万1107枚に増やしたと、セイラー氏はXへの投稿で書いている。今回の購入価格は、1ビットコインあたり平均10万5596ドルで、マイクロストラテジー全体の平均購入価格を6万4511ドルに引き上げた。
セイラー氏は1月26日、ここ数週間と同じように発表を予告し、「明日のことを考えるのを止めるな」とXに投稿した。
マイクロストラテジーの株主は1月21日、A種普通株式の授権株式数を3億3000万株から103億株に増やすことを承認した。
マイクロストラテジーはまた、A種普通株式に加えて、債券、優先株式、ワラント、預託株式を含む混合証券の一括登録も申請した。
|翻訳・編集:山口晶子
|画像:マイケル・セイラー氏(CoinDesk/Danny Nelson)
|原文:MicroStrategy Adds 10.1K Bitcoin to Holdings, Launches Preferred Stock Sale for Additional Buying Power