CMEグループのビットコイン金曜先物、2月に毎日決済のオプション取引を追加予定
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- CMEグループは、規制当局の承認が得られれば、2月にビットコイン金曜先物のオプション取引を開始すると発表した。
- このオプション取引は金融的に決済され、月曜から金曜までの営業日1日ごとに満期を迎える。
シカゴ・マーカンタイル取引所グループ(CME Group)は、規制当局の承認が得られれば、2月24日からビットコイン金曜先物(BFF)のオプション取引を導入すると発表した。
プレスリリースによると、ビットコイン金曜先物はこれまで発売されたCMEグループの暗号資産(仮想通貨)商品の中で最も成功を収めたものだった。9月29日の発売以来、77万5000以上の契約が取引された。平均日次取引高は9700契約で、契約の44%がアメリカの取引時間外で取引された。1契約の価値は1BTCの50分の1で、ビットコイン金曜先物は発売以来16億3000万ドル(約2527億円、1ドル155円換算)の取引高を記録した。
追加される予定のオプション取引は金融的に決済されるもので、月曜から金曜まで営業1日ごとに満期を迎え、トレーダーにより多くのリスク管理ツールを提供する。
CMEグループの暗号資産商品担当グローバル責任者であるジョバンニ・ビチオーソ(Giovanni Vicioso)氏は、この契約はより小さな契約サイズと1日ごとの満期を特徴とし、投資家に対してビットコインのエクスポージャーを調整するためのより効率的なツールセットを提供すると説明した。
同氏は、「短期的なビットコイン価格リスクを管理する上でさらに高い精密性をトレーダーに与えるこの新しいオプション取引を提供できることを嬉しく思う」とコメントした。
|翻訳・編集:林理南
|画像:OleksandrPidvalnyi/Pixabay
|原文:Bitcoin Friday Futures: CME Group’s Top Crypto Launch Adds Options in February