1月はビットコインにとって過去10カ月で2番目に好調な月になる可能性
  • ビットコイン(BTC)は再び2桁の上昇率を記録しようとしており、そうなれば1月は、過去10カ月のうち2番目に好調な月となる。
  • 過去を振り返ると、2月と3月もビットコインにとって強気の月であり、第1四半期は2番目にパフォーマンスの良い四半期である。

現状では、1月はビットコインにとって過去10カ月で2番目に好調な月となっており、上回るのは米大統領選挙でトランプ氏が勝利し、価格が37%急騰した2024年11月だけとなっている。

CoinGlassのデータによると、2024年5月も11%の上昇を記録し、2位で引き分けとなっている。

1月は平均すると4%前後の上昇を記録し、過去6回のうち5回が上昇で終わるなど、例年最も好調な月のひとつとなっている。

今年の1月は、ドナルド・トランプ大統領が就任し、多くの暗号資産(仮想通貨)推進政策を打ち出すなど、出来事の多い月となった。

この先を見ると、2月はビットコインにとって歴史的に3番目にパフォーマンスの良い月であり、平均16%の値上がりを記録している。2月に下落となったのは、2014年と2020年の2回だけである。

さらに、3月もビットコインにとって強気な月であり、平均13%以上上昇している。その結果、CoinGlassによると、第1四半期はビットコインにとって歴史的に2番目に良い四半期であり、第4四半期の85%の上昇に次ぐ53%の上昇となっている。

|翻訳・編集:山口晶子
|画像:Shutterstock
|原文:January Could Become Bitcoin’s Second-Best Month in the Last 10 Months