マイクロストラテジーが「ストラテジー」に社名変更──ビットコインへの注力を反映
  • マイクロストラテジーは社名をストラテジーに変更した。
  • 同社はビットコインへの取り組みを強調することを目指しているため、この社名変更は自然な進化だとしている。
  • 同社は6日の取引時間終了後に第4四半期決算を発表した。

マイクロストラテジー(MicroStrategy)は、ブランドを簡素化し、同社の焦点を反映させるために社名をストラテジー(Strategy)へ変更したと6日に発表した。

ストラテジーの新しいロゴには、ビットコイン(BTC)の有名な「B」の文字が含まれており、同社のビットコイン財務戦略を示している。社名の新しいメインカラーはオレンジ色だ。

「今回のブランドの簡素化は、当社の焦点と幅広い訴求力を反映した自然な進化だ」とプレスリリースは述べた。

現エグゼクティブ・チェアマンのマイケル・セイラー(Michael Saylor)氏が設立したマイクロストラテジーは、1989年の設立以来、主にソフトウェアとインフラの企業だった。だが、過去5年間で徐々にビットコインの蓄積に主眼を置くようになり、運営するソフトウェア事業は会社評価額のごく一部に過ぎなくなった。

昨年、同社はビットコイン戦略企業と名乗り始めた。

ストラテジーは6日の取引時間終了後に第4四半期の決算を発表。保有するビットコインの減損処理を行ったため、1株あたり3.03ドルの純損失を計上した。

|翻訳・編集:廣瀬優香
|画像:ストラテジーのエグゼクティブ・チェアマンのマイケル・セイラー氏(CoinDesk/Danny Nelson)
|原文:MicroStrategy Rebrands to Strategy