メルコイン収益、前年同期比6.7倍の約9億円:メルカリ決算発表

暗号資産(仮想通貨)サービスを展開するメルコインの2025年6月期第2四半期(中間期:2024年7月-12月)の暗号資産取引による収益が8億9600万円となったことが、2月6日の親会社メルカリの決算発表で明らかになった。

これは前年同期(2023年7月-12月)の1億3300万円から約6.7倍の増加となる。メルカリの連結決算においてメルコインの暗号資産取引はIFRS第9号に基づきデリバティブとして会計処理されている。

メルコインは2024年8月にビットコイン(BTC)、10月にイーサリアム(ETH)の積立機能を実装し、メルペイ残高からの自動引き落としにも対応した。2024年12月には口座数が300万を突破。これは国内の暗号資産口座総数約1150万の26%に相当する。

|文:栃山直樹
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