トランプ氏関与のワールド・リバティ・ファイナンシャル、約7100万円相当のONDOを購入

- ワールド・リバティ・ファイナンシャルのものと表示されたアドレスが、47万ドル(約7100万円、1ドル=151円換算)相当のUSDCを約34万2000枚のONDOトークンと交換した。
- この投資は、オンドがトークン化された資産のための独自ブロックチェーンを発表したのと同じ日に行われた。
ドナルド・トランプ米大統領とその家族が関与する分散型金融(DeFi)プラットフォームであるワールド・リバティ・ファイナンシャル(World Liberty Financial)のものと確認されたウォレットが、トークン化された国債の発行で2番目に大きいオンド・ファイナンス(Ondo Finance)にさらなる投資を行なった。
アーカム・インテリジェンス(Arkham Intelligence)のデータによると、このアドレスはオンド・ファイナンスのガバナンストークンであるONDO約34万2000枚を、CoWプロトコル上で47万ドル(約7100万円、1ドル=151円換算)相当のUSDコイン(USDC)を使って購入した。
このアドレスは2カ月前に初めて、当時24万5000ドル相当のONDOを購入したが、今週初めにそれらのトークンをコインベース・プライム(Coinbase Prime)に送った。
今回のトランザクションは、オンドがトークン化された資産用に設計された独自のレイヤー1ブロックチェーンを発表したのと同じ2月6日に行われた。
ONDOは現在、1.298ドルで取引されており、広範な暗号資産(仮想通貨)市場のベンチマークであるCoinDesk 20 Indexが3.1%下落するなど、より広い市場の低迷のなか、過去24時間で3.7%下落している。
ワールド・リバティ・ファイナンシャルは、ONDOと並んで、トロン(TRX)とラップビットコイン(WBTC)も購入している。
|翻訳・編集:山口晶子
|画像:TheDigitalArtist/Pixabay
|原文:Trump-Backed World Liberty Financial Buys $470K ONDO Tokens