イーロン・マスク氏がXプロフィールを「Harry Bolz」に変更、同名コインが127%上昇

ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)のような暗号資産(仮想通貨)が機関投資家が主導するなかでマクロ資産へと進化する一方で、時価総額が小さく、知名度の低いコインは依然として予測不可能で、広範な市場とはまったく関係のないランダムな要因で上昇している。

例えば、ビリオネアの起業家で電気自動車メーカー、Tesla(テスラ)のCEO、イーロン・マスク氏が2月11日、Xのプロフィール名を「Harry Bōlz」に変更した後、Gecko Terminalのデータによると、流動性の小さなトークン「HARRYBOLZ」の価格は、ソラナ(SOL)に対して127%上昇した。24時間取引高は400万ドル強、時価総額は1735万ドル。

「@elonmuskがプロフィール名をHarry Bōlzに変えた後、HARRYBOLZトークンの価格は0.025ドルに上昇した」と、ブロックチェーンの動きを追っているLookonchainはXに投稿し、この知名度の低いトークンの取引によって、「LeBron」という名前のウォレットが100万ドルを稼いだと指摘した。

|翻訳・編集:CoinDesk JAPAN編集部
|画像:GeckoTerminal
|原文:Elon Musk Changes Profile Name to Harry Bolz, Sparks 127% Surge in HARRYBOLZ Token