マトリックス法によるテクニカル分析(2025/2/14)下げ止まった?まだ下がる?見極めのポイントは?【楽天ウォレット】

本稿ではビットコイン相場を①パターン分析 ②移動平均線(9MA・25MA) ③一目均衡表 ④ボリンジャーバンド ⑤MACD ⑥RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。
サマリー
総合評点は2.1。前回、強めのサポートと申し上げた1400万割れでサポートされ、安値圏でのもみ合い。まだ下向きのサインが多いが、前回と比べやや下げ止まった印象も。次に1390万円を割るか、1550万円を上抜けるかでトレンドが出るイメージ。
なお、こちらでは楽天ウォレットの証拠金取引所のBTCJPYのチャートを使用しております。BTCUSD のチャートはこちらご参照ください(リンク先はTradingView社のサイトです)。
パターン分析

前回「短期的には下げトレンド入り」と申し上げたが、1390万円近辺の重要なサポートラインは守り切り、安値圏でのもみ合い。この1390万円と半値戻しの1550万円、どちらを先にブレークするかで方向感が決まるイメージか。
評点:3
移動平均線

デッドクロス、両線下向き。但し、9日移動平均線がローソク足にかかってきており、ローソク足がここを突き抜けると、反転の兆しとなる。
評点:2
一目均衡表

3役逆転の売りサイン点灯。雲の薄い部分での反転に失敗、しばらく低迷しそう。
評点:1
ボリンジャーバンド

バンドウォークは解消したが、下向きのトレンド発生。但し、昨年8月の様に早期に収縮する可能性もある。
評点:2
MACD

デッドクロス、両線下向き。
評点:1
RSI

引き続き30台、BTC相場は30近くでは短期間で反発することが多い。
評点:4

※この記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。
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