マラ・ホールディングス、テキサス州の風力発電所を買収

- マラ・ホールディングスは、ビットコインマイニング事業の一部に電力を供給するため、テキサス州の風力発電所を取得した。
- 同社は、再生可能エネルギーで稼働する旧世代のASICマイニングハードウェアを使用し、ビットコインの生産コストを削減する予定だ。
上場企業の中で2番目に多くのビットコイン(BTC)を保有するマラ・ホールディングス(MARA Holdings)は、テキサス州の風力発電所の買収を完了したと発表した。これにより、114メガワットの定格風力発電容量と240メガワットの連系容量が同社の事業に追加される。
フロリダ州を拠点とするマラ・ホールディングは、この風力発電所を利用して、「そうでなければ償却されるか二次市場で売却されていたであろう」旧世代のASICマイニングハードウェアを使用したビットコインマイニング事業に電力を供給することを計画している。
マシンを再利用して再生可能エネルギーを活用することで、ビットコインマイニング製品のコストを削減しつつ、この用途がなければ使用されなかった可能性のある風力発電を利用するとマラは指摘した。
フレッド・ティール(Fred Thiel)CEOは発表の中で、「この追加の再生可能エネルギー資産により、マラは現在136メガワットの発電容量を所有・運営している」と述べた。
マラは上場企業の中で2番目に多くのビットコインを保有しており、バランスシート上で4万5659BTCを保有している。
|翻訳・編集:林理南
|画像:Luca Bravo/Unsplash
|原文:MARA Holdings Closes Deal for Texas Wind Farm