マトリックス法によるテクニカル分析(2025/2/28)売られすぎゾーン突入か【楽天ウォレット】

本稿ではビットコイン相場を①パターン分析 ②移動平均線(9MA・25MA) ③一目均衡表 ④ボリンジャーバンド ⑤MACD ⑥RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。

サマリー

総合評点は2.3。前回指摘した三角持ち合い上抜けなどの「明るい兆し」はダマしに終わり、逆に前々回の「1390万円を割るか、1550万円を上抜けるかでトレンドが出る」の下を割り込んで勝負あり。

但し、8月からの上昇の半値押しと200日移動平均線にサポートされ、ここは一旦止まるところ。下落トレンドが終わったとはまだ到底言えないが、かなり強めの売られすぎゾーンに入っており、多少、切り返す可能性がある。

なお、こちらでは楽天ウォレットの証拠金取引所のBTCJPYのチャートを使用しております。BTCUSD  のチャートはこちらご参照ください(リンク先はTradingView社のサイトです)。

パターン分析

パターン分析

前回「三角持ち合いをブレークしたようにも見える」が「こうした斜めのトレンドラインはダマしが多いので安心はできないが、直近2月14日の戻り高値1500万円を抜ければ底打ちが鮮明となる」と申し上げた。するとその三角持ち合いを上にブレーク、1500万円も一瞬上抜けたが、例のBybitのハッキングでダマしに終わり、逆にレンジを下にブレーク。

前々回「1390万円を割るか、1550万円を上抜けるかでトレンドが出る」と申し上げていた1390万円を下抜け勝負あり、1220万円まで下値を伸ばした。

既に、下値の目途である8月の安値からの半値押し水準に到達、ここで下げ止まっても不思議はない。次の下値の目途は、このダブルトップないしヘッドアンドショルダーに近い形のピーク1735万円とネックライン1390万円の倍返し1045万円辺りとなるが、ここはトランプラリーの出発点でもあり、ここまで下げるかは少し疑問だ。

評点:3

移動平均線

移動平均線

ゴールデンクロス寸前に急落、ローソク足が9日移動平均線を上抜けるのも失敗。ただ200日移動平均線にサポートされており、ここで止まっても不思議はない。逆に200日移動平均線をすんなり下抜けると、上抜けには数か月を要すパターンが多い。

評点:3

一目均衡表

一目均衡表

3役逆転の売りサイン継続。前回「反転があるとすれば雲が薄くなる来週金曜日以降」と申し上げたが、かなり雲から離れてしまった。

評点:1

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンド

下向きにバンドウォーク発生中。但し、勢いは少し減速気味。

評点:1

MACD

MACD

ゴールデンクロスはダマしに終わり、すぐさまデッドクロスし、下向きのトレンドが強まっている。

評点:1

RSI

RSI

一時15まで低下。10台は前回サイクルのピークアウト直後で利上げ開始観測が浮上した2022年1月22日以来。15はコロナショックの2020年3月12日以来の低水準。いずれも一旦切り返している。足元の20はかなり売られ過ぎの水準。

評点:5

評点

評点

※この記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。
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