マネックス米国子会社、仮想通貨仲介サービスの提供開始【トレードステーションクリプト】

マネックスグループは11月20日、米国子会社が仮想通貨仲介プラットフォーム「TradeStation Crypto(トレードステーションクリプト)」の一般サービス提供を開始したと発表した。取引できる暗号資産はビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)で、今後追加を予定している。

「株式、為替トレーダーが各市場で期待する取引プラットフォームに匹敵」

サービスを始めたのは、トレードステーショングループの子会社 TradeStation Crypto(トレードステーションクリプト)。同社は発表で、「既存のオンライン仲介モデルを活用しつつ仮想通貨取引を提供する初めてのサービス」「株式、オプション、先物、為替のトレーダーが各市場において期待する取引プラットフォームに匹敵するもの」と強調している。

トレードステーションクリプトのプロダクトストラテジー部門ディレクター、ジェームズ・プトラ氏は「仮想通貨の分野は市場が断片化され、価格発見や注文執
行に効率的な手段が提供されていない」と指摘、「流動性・市場へのアクセス・公平な価格を、仮想通貨サービス提供においての優先事項とする(ことに決めた)」とコメントした。

利用者には、トレードステーションクリプトの専任機関投資家チームが個別サポートを提供するという。

文・編集:濱田 優
写真:TradeStation Crypto