東京都、ブロックチェーンを活用した「東京都カーボンクレジットマーケット」開始

東京都は3月21日、中小企業などが国内外のカーボンクレジットを容易に取引できる、都独自のシステム「東京都カーボンクレジットマーケット」の運用を25日午前10時から開始すると発表した。
東京都は、「ゼロエミッション東京」の実現に向けて、都内の中小企業などの脱炭素化に向けたさまざまな取り組みを進めており、「東京都カーボンクレジットマーケット」はその一環。
利用対象者は国内の法人、任意団体で、登録料・利用料は無料。J-クレジットや海外のボランタリークレジットが利用できる。
リリースによると主な特徴は
- カーボンクレジットの認証機関ごとに必要な口座開設が不要
- ブロックチェーン技術の活用により、ウォレット化してクレジットを譲渡することも可能、取引履歴を暗号化、不正や改ざんを防止
- 本人は、二次流通(システムへの再流通)が可能
現在、以下で利用登録を受け付けている。
参加登録用URL: https://logoform.jp/f/tsHC2
|文:CoinDesk JAPAN編集部
|画像:カーボンクレジットの取引イメージ(リリースより)