アニメ「七つの大罪」NFT、1日で9000個販売──YOAKEとOpenSea共同展開
By
栃山直樹

YOAKE entertainment(ヨアケエンターテインメント)は、世界最大のNFTマーケットプレイス「OpenSea」と提携し、人気アニメ「七つの大罪」シリーズ初の公式NFTコレクション「YOAKE & The Seven Deadly Sins Anime Series」を3月25日より販売開始したと発表した。
このNFTコレクションは、ソニーグループのイーサリアム(Ethereum)レイヤー2ブロックチェーン「ソニューム(Soneium)」上で展開される。
NFTの内容は「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」から、主人公メリオダスと弟ゼルドリスが太陽の下で酒を酌み交わす場面(画像下)をデジタル化したもの。価格は0.002ETHで、72時間限定(28日14時迄)の数量無制限で販売される。

「七つの大罪」は世界18カ国以上で翻訳され、アニメ版はNetflixを通じて約190カ国で配信される国際的人気作品。原作コミックは続編含めシリーズ累計発行部数5500万部を突破している。
エンターテインメント関連のツインプラネット、アソビシステム、W TOKYOなどが設立したYOAKE entertainmentはこの提携を通じて、日本発のコンテンツをグローバルに発信するという戦略を推進。
同社のCBO森山聡太氏は「今後も多くのエンターテインメントコンテンツを世界規模で展開し、ファンとクリエイターをつなぐプラットフォームを構築していく」と述べている。
本記事を執筆している26日17時10分時点で、NFTの発行(購入)数は9000個に達している。
|文:栃山直樹
|画像:リリースから