生成AIによるジブリ風画像のトレンドに乗って、ジブリに因んだミームコインが急騰
  • スタジオジブリのアニメを模倣した生成AIのアートという新たなトレンドが話題を呼んでいる。ハッシュタグ #GhibliAI は数百万のヒットを記録している。
  • このトレンドの背景には、強力な画像生成ツールであるOpenAIの4oモデルがあり、ジブリの独特なスタイルを模倣したアートワークを生成している。
  • このトレンドにより、ジブリをテーマにした暗号資産の創出が促され、「ジブリフィケーション(GHIBLI)」は時価総額2100万ドルに達した。

AI技術とノスタルジーの奇妙な組み合わせにより、ここ24時間で新たなAIアートトレンドが急速に広がった。そのトレンドに合わせて、ミームコイン愛好家たちは、スタジオジブリをテーマにしたトークンを発行、高騰、投げ売りしている。

これは、OpenAIが新たにリリースした4oモデルによるものだ。このモデルは、特定のユーザー指示とスタイルガイドラインに基づいてアートワークを生成する、同社で最も強力な画像生成ツールで、アーティストやアニメーターの特徴的な雰囲気やスタイルを模倣する。

3月27日にインターネット上で話題となったのは、スタジオジブリ作品の手描き風の魅力を模したAI生成画像で、ファンたちがスタジオジブリの『となりのトトロ』や『千と千尋の神隠し』のタッチに不気味なほどに似ている自画像や風景画像をSNSに投稿した。

ハッシュタグ「#GhibliAI」は、Xやインスタグラム(Instagram)で数百万回のヒットを記録した。そして、暗号資産(仮想通貨)トレーダーたちは、このトレンドをデジタルゴールドに変えようとした。

ジブリをテーマにした暗号資産は、イーサリアム(Ethereum)やソラナ(Solana)のブロックチェーン上で乱立しており、アジア時間朝の時間帯の時点では時価総額2100万ドルを誇る「ジブリフィケーション(GHIBLI)」が最大の存在となっている。

トレンドにインスピレーションを受けたミームコインはしばしば急速に広まり、賭け金が積み上がる傾向がある。それは、インターネット文化におけるユーモア、不条理、コミュニティへの愛に訴えるからだ。参入コストが低く、価格変動が激しいため、投機家たちが目先の利益を求めて参入し、話題性を高めていく。

公開からわずか24時間で、25万を超える個人取引により、取引高は7000万ドル(約105億円、1ドル=150円換算)近くに達した。トークンの流動性プールには、33万ドル(約4950万円)相当のSOLがある(GHIBLIの保有者が値下がり分を差し引いて交換できる上限分を意味する)。

[DEXScreener]

ジブリの犬をモチーフにした「Ghilbi Doge」や、人気キャラクターの「NoFace」や「Yutaro」などの小型トークンも登場しているが、アジアの午後時間帯で、これらのトークンはトレーダーの間で大きな注目を集めるには至っていない。

|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:CoinDeskが作成したスタジオジブリ風の画像。(ChatGPT)
|原文:Studio Ghibli Craze Inspires Memecoins on Ethereum, Solana After OpenAI’s 4o Release