暗号資産カード会社Baanx、リワード・ウォレットでサークル社と提携

- Baanxは、Web3ウォレットのメタマスク(MetaMask)とDeFiプラットフォームの1inchにノンカストディアルデビットカードを提供している。
- リワード・ウォレット(Rewards Wallet)はサークル(Circle)のUSDコイン(USDC)をメインのトークンとして、またインセンティブプログラムに使用する。
メタマスクや1inchなどに暗号資産(仮想通貨)デビットカードを提供するBaanxは、ステーブルコインのUSDCを手がけるサークル社の技術を基盤に、オンチェーンファイナンスと伝統的なロイヤルティ特典や割引を組み合わせたリワード・ウォレットを発表した。
プレスリリースによると、サークル社のプログラマブルウォレット技術に基づいて開発されたBaanxプラットフォームでは、暗号資産保有者がキャッシュバック、料金割引、サブスクリプション特典、ユーザー限定の体験にアクセスできる。
伝統的なカードネットワークと、ステーブルコインや分散型金融(DeFi)のオンチェーン世界との間で進行中の融合の例としては他にも、マスターカード(Mastercard)がWeb3ウォレットのメタマスクと提携し、最近ではビザ(Visa)がサム・アルトマン(Sam Altman)氏のワールド・ネットワーク(World Network)と交渉中である。
「このリワード・ウォレットは、ブロックチェーンと日常的な金融ニーズのギャップを埋めるのに役立つ」と、Baanxの最高商務責任者であるサイモン・ジョーンズ(Simon Jones)氏は語った。
「我々はサークル社の技術を使ってリワード・ウォレットを開発し、前例のない暗号資産デビットカードでの特典を提供し、ノンカストディアルな支出を行うインセンティブをユーザーに与えることになる。例えば、メタマスクカードでは、初月は最大6%のキャッシュバックがある」と、ジョーンズ氏は説明した。
サークル社は、時価総額600億ドルのステーブルコインUSDCの発行元として有名で、ユーザーインターフェースを変更することなく、複数の暗号資産プロジェクトに機能を追加できるプログラマブルウォレットインフラを提供している、とジョーンズ氏は語った。
「我々は、テザー(USDT)ではなくUSDCをこれらの製品内の主要なトークンとして、そしてインセンティブプログラムで採用している」と、ジョーンズ氏は説明した。
サークル社の欧州パートナーシップ&ビジネス開発担当副社長サンジャ・コン(Sanja Kon)氏は声明の中で次のように述べている。
「サークル・ウォレットはリワード・ウォレットに素晴らしい基盤を提供している。この技術を統合することで、Baanxは新しくエキサイティングな形で暗号資産ユーザーに現実世界の価値をもたらしている」。
|翻訳・編集:山口晶子
|画像:Baanxのスタッフ(Baanx)
|原文:Crypto Card Firm Baanx Partners With Circle for Rewards Wallet