バイナンスで一部の暗号資産が数分で半値に──取引ボット誤作動の憶測も

- バイナンス(Binance)では複数の暗号資産(仮想通貨)が急落し、中には30分以内に50%も値下がりしたトークンもあった。
- Act I、the Prophecy (ACT)、DeXe (DEXE)、dForce (DF) の各トークンは、すぐに説明がつかないまま大幅な値下がりを被った。
- 設定ミスにより取引ボットが売りを誘発した可能性があるとの憶測が流れているが、実態は確認されていない。
現地時間4月1日、暗号資産取引所のバイナンスでは複数のトークンが30 分以内に50%も急落し、設定ミスの取引ボットが下落の原因ではないかと市場観測者の間では疑われている。
バイナンスのデータによると、4月1日の11時(協定世界時)から数分で、Act I、the Prophecy (ACT) は 50%、DeXe (DEXE) は30%、dForce (DF) は20%近く値を下げたが、この急落の直接的なきっかけや説明はつかなかった。
一方、HIPPO、BANANA31、TST、LUMIA は、同時刻に同様の下落を記録したが、ACTほど大きくはなく、KAVAなど一部のトークンは下落から手早いトレーダーたちがすぐに買いを入れた。
これらのトークンには互いに関連性がなく、同じセクターにあるわけでもない。同データによると、ほぼ同じタイミングで売りが急増したが、バイナンスにおける他のトークンでは同様の急変は見られなかった。
この連鎖は他の取引所にも広がり、これらのトークンは他の取引所において中央集権型や分散型の別なく同じように下落した。
X(旧ツイッター)における初期の反応は、驚きから、取引方法の設定ミスによるマーケットメイキングボットのせいで下落した可能性があるという憶測までさまざまだったが、本記事執筆時点では CoinDesk も未確認である。
「誰かがハッキングされたか、アカウント停止となったか、何だか分からない」とDWF Labsの創設者、アンドレイ・グラチェフ(Andrei Grachev)氏はXで述べた。「そうでなければ、無関係な資産が大量に売りを浴びせられた理由を説明できない。」
|翻訳・編集:T.Minamoto
|画像:Shutterstock
|原文:Some Crypto Tokens Plunge 50% Within Minutes on Binance Amid Suspected Trading Bot Glitch