マントラ、OMの90%暴落を受けて「包括的なバーンプログラム」を計画

- 現実資産プロジェクトのマントラは、OMトークンの包括的なバーンプログラムを構築する計画だと、CEOのジョン・マリン氏が述べた。
- OMが価値の90%以上を突然失ったあと、コミュニティの信頼を取り戻すためにチームのトークンをバーンする計画だとする投稿に、同氏は反応した。
- 取引所がOMポジションを清算したことが急落の原因だと同氏は主張したが、誰もがこの説明を信じたわけではなかった。
現実資産(RWA)プロジェクトのマントラ(Mantra)は、OMトークンのための包括的なバーン(焼却)プログラムを構築する計画だと、CEOのジョン・マリン(John Mullin)氏が16日のXの投稿で述べた。
OMが15日に価値の90%以上を突然失ったあと、コミュニティの信頼を取り戻すためにチームのトークンを焼却する計画だとするコインテレグラフ(CoinTelegraph)の投稿に、同氏は反応した。
「100%明確に言うと、私は自分のチームのトークンをバーンすることを明言する。そして、OM供給の残りの部分については、包括的なバーンプログラムを構築する」と同氏は書いている。
トークンバーンとは、暗号資産(仮想通貨)の供給量の一部を流通から永久に削除し、残っているトークンの価値を向上させるプロセスを指す。
OMは、突然のカタリストもなく、わずか数時間で6ドル超から0.45ドル未満まで下落した。
同氏は、今回の急落は取引所がOMポジションを清算したことによるものだと主張したが、誰もがこの説明を信じたわけではなかった。OKXの創業者であるスター・シュー(Start Xu)氏は、この事件を「大きなスキャンダル」と表現した。
OMは本記事執筆時点で0.81ドル前後で取引されており、15日の事件前の価格から87%下落している。
|翻訳・編集:廣瀬優香
|画像:Alexas_Fotos/Pixabay
|原文:Mantra Plans ‘Comprehensive Burn Program’ of OM Following 90% Crash