仮想通貨・暗号資産取引所バイナンスが、新たにアメリカで取り扱う仮想通貨のリストを公開した。追加されるのは計18銘柄で、ネム(NEM)、テゾス(XTZ)やオミセゴー(OMG)などのほか、オントロジー(ONT)やトロン(TRX)などの中国系通貨も含まれている。
9月開設のBinance.US、取り扱いは44銘柄に増加へ
仮想通貨取引所Binance .USは2019年9月に開設。当初はビットコイン(BTC)、イーサ(ETH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、テザー(USDT)、バイナンスコイン(BNB)の7銘柄から始まり、ステラ(XLM)やダッシュ(DASH)などが順次追加され、既に26銘柄が上場している。取引は米ドル建て。
今回上場されることになった18銘柄は次の通り。これを合わせて計44銘柄の取り扱いとなる。
セーラーネットワーク(CELR)
ディークレッド(DCR)
エンジンコイン(ENJ)
ファントム(FTM)
アイコン(ICX)
アイオーエストークン(IOST)
コモド(KMD)
オミセゴー(OMG)
ハーモニー(ONE)
オントロジー(ONT)
レン(REN)
ステータス(SNT)
シータ(THETA)
トモチェーン(TOMO)
トロン(TRX)
ネム(XEM)
テゾス(XTZ)
ヘデラ・ハッシュグラフ(HBAR)
銘柄の追加と同時に、ACH(Automated Clearing House、自動資金決済センター)送金の上限が3万ドルに引き上げられること、デビットカードが使えるようになること、VIPプログラムの創設も発表された。
文・編集:濱田 優
写真:Binance.US Blogより