【仮想通貨クイズ・上級編】初めてビットコインと交換されたピザのブランドは?ほか

初級者向けは物足りないという方も多かっただろう仮想通貨クイズ。今度は少し難しい上級編の5問に挑戦してみて欲しい。

Q1「最もブロックチェーン関連の特許申請数が多い企業は?」

2019年前半で、世界で最もブロックチェーン関連特許の申請数が多かった企業は、どこでしょう?

(1) 中国平安
(2) アリババ
(3)  IBM

Q2「スケーラビリティの解決技術は?」

スケーラビリティ問題を解決するため、元となるブロックチェーンとは別の場所で、トランザクションを処理する技術の総称は?

(1) ファースト・レイヤー技術
(2) セカンド・レイヤー技術
(3) ルーティング技術

Q3「ブロックチェーンと外部データの紐づけ問題は?」

あるブロックチェーンと外部のデータをどのようにひも付けるか、という問題を何というでしょうか?

(1) ハッシュ
(2) オラクル
(3) バーチャル・マシン

Q4「ビットコインの“PoW”の考案者は?」

ビットコインに用いられる技術「プルーフ・オブ・ワーク(PoW、計算量による証明)」の原型を考案した人は、誰でしょう。

(1) ブライアン・ベーレンドルフ
(2) エドワード・スノーデン
(3) アダム・バック

Q5「初めてビットコインと交換されたピザのブランドは?」

2010年、初めてビットコインを用いてピザが購入されました。世界初のビットコインによる商品購入といわれるこの出来事は、どのお店だったでしょうか?

(1) ロンバルディーズ
(2) ドミノ・ピザ
(3) パパ・ジョンズ

答え

A1 「最もブロックチェーン関連の特許申請数が多い企業は?」……(2) アリババ

中国知財メディアのIPR dailyによると、2019年前半で世界で最もブロックチェーン関連特許の申請数が多かった企業は、アリババが324件でトップ。2位が中国平安で274件、IBMは104件で5位でした。

A2 「スケーラビリティの解決技術は?」……(2) セカンド・レイヤー技術

ブロックチェーンの上に別のレイヤー(層)を作って、トランザクションを処理することから名づけられました。ビットコインではライトニング・ネットワークが有名です。

A3 「ブロックチェーンと外部データの紐づけ問題は?」……(2) オラクル

ブロックチェーンに一度データが書き込まれたら、事実上変更ができません。そのため外部のデータを取り込む場合には、そのデータが「正しい」必要があります。どのように外部のデータとブロックチェーンを紐づけるか、という問題をオラクル問題と言います。

A4 「ビットコインのPoWの考案者は?」……(3) アダム・バック

ビットコインにおけるPoWとは、コンピューターの計算資源を用いてブロックの生成をするアルゴリズム。アダム・バック氏がビットコインのPoWの原型であるハッシュ・キャッシュを考案し、ビットコインの論文にも引用されている。現在、アダム・バック氏は、ビットコイン関連の開発を行うブロックストリームのCEOを務めています。

A5 「初めてビットコインと交換されたピザのブランドは?」……(3)パパ・ジョンズ

1万ビットコインが2枚の「パパ・ジョンズ」のピザと交換されました。5月22日は、ビットコイン・ピザDayとして親しまれています。

構成:小西雄志
編集:濱田 優
写真:Blud_One, AnnaGarmatiy / Shutterstock.com