ビットコイン45億円相当が競売へ——米当局、2018年には55億円相当

米連邦保安局は、約4000万ドル(約45億円)相当のビットコインを競売にかける。こうした競売は2018年末以来だ。

連邦保安局は登録入札者向けに「およそ」4040ビットコインを、2020年2月18日(現地時間)に競売へかける旨を、プレスリリースにて発表した。入札希望者は2月12日(現地時間)までに登録が必要となる。

プレスリリースには「競売は2月18日の6時間にわたって開催される。事前登録した入札者のみが、メールで入札を行うことができる」と記されている。

入札者はさらに、入札前に20万ドル(約2200万円)の保証金を支払う必要がある。落札できなかった参加者には、保証金が返金される。

ビットコインはそれぞれ、2500、1000、500、40.54069820ビットコインのロットで競売にかけられる。最初の3つのロットはさらにブロックに分割され、各ブロックにはそれぞれ一定数のビットコインが含まれている。

連邦保安局のウェブサイトによれば、今月競売にかけられるビットコインは、50を超える、行政による没収や訴訟事件に由来するものである。

連邦保安局は、少なくとも2014年からビットコインを競売にかけている。直近では2018年11月に660ビットコインを競売にかけ、2018年だけで5000万ドル(約55億円)を競売から得ている。

翻訳:山口晶子
編集:T. Minamoto
写真:Image via Wikimedia Commons
原文:US Marshals Will Auction $40M in Bitcoin This Month