仮想通貨取引所のZaif(ザイフ)が3月6日、1年半ぶりに新規口座開設の受け付けを再開したと発表した。同日午後6時から開始している。同取引所の新規受け付けは、総額70億円相当の仮想通貨不正流出で2018年9月に停止して以来のこと。
ビットコイン、モナコインなどが流出
取引所のZaifからは2018年9月、総額70億円相当の仮想通貨が不正に流出した。流出したのはビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、モナコイン(MONA)の3種。これを受けて、2018年9月28日からZaifの新規顧客の登録を停止していた。
その後、Zaifを運営していたテックビューロは2018年11月、フィスコ仮想通貨取引所に事業を譲渡。フィスコは2020年2月、取引所のサービス統合を完了していた。
文:小西雄志
編集:濱田 優
写真:Zaifウェブサイトより