オンラインイベント「ブロックチェーン進化論―ネットビジネスの大変動が始まる」が、7月9日(木)午後7時から開催される。参加は無料。主催はbtokyo members、CoinDesk Japanがメディアパートナーを務める。
スピーカーは、7万部突破の共著『アフターデジタル』ほか新著『ネットビジネス進化論』がベストセラーとなっているフューチャリスト・IT批評家の尾原和啓氏、30億円調達が話題となったブロックチェーンのスタートアップをリードするLayerX CEO 福島良典氏。モデレーターは、CoinDesk Japanコンテンツプロデューサーの久保田大海が務める。
ブロックチェーンが事業にもたらす変化とは?
世界的な新型コロナウイルス感染症は、リモートワーク・脱ハンコ・オンライン営業など、企業に急速な「デジタルトランスフォーメーション(DX)」をもたらした。新たなDXのうねりのなかで、あらためて注目を集めているキーテクノロジーが「ブロックチェーン」だ。
ブロックチェーンは「分散型台帳」とも呼ばれ、改ざん耐性を備えており、データの信頼性を高く保つことができると言われる。取引履歴の透明性に優れているため、異なるステークホルダー(利害関係者)との間でデータを共有できることに期待が集まる。
すでに送金や決済などに応用されている金融だけではなく、不動産・サプライチェーン・物流・小売・医療・エンターテインメントなど様々な業界での活用が見込まれている。
分散型ネットワークは事業にどのような変化をもたらすのか? ブロックチェーンはネットビジネスをどう変えるのか? 本イベントでは、ネットビジネスとブロックチェーンのそれぞれに精通する尾原氏と福島氏の2名をスピーカーに招き、インターネットからブロックチェーンまでを網羅した「新たな経済圏」のこれからを見通す。
参加する
尾原 和啓 氏(フューチャリスト)
1970年生まれ。京都大学大学院工学研究科応用システム専攻人工知能論講座修了。マッキンゼー・アンド・カンパニーにてキャリアをスタートし、NTTドコモのiモード事業立ち上げ支援、リクルート、ケイ・ラボラトリー(現:KLab、取締役)、コーポレートディレクション、サイバード、電子金券開発、リクルート(2回目)、オプト、Google、楽天(執行役員)の事業企画、投資、新規事業に従事。経済産業省 対外通商政策委員、産業総合研究所人工知能センターアドバイザー等を歴任。現職は14職目。シンガポール・バリ島をベースに人・事業を紡ぐカタリスト。著書に『ITビジネスの原理』『ネットビジネス進化論』(NHK出版)『モチベーション革命』(幻冬舎Newspicks books)、共著に『アフターデジタル』(日経BP)など多数。人気のオンラインサロン「 ITビジネスの原理実践編」を運営。
福島 良典 氏(株式会社LayerX CEO)
東京大学大学院工学系研究科卒。大学時代の専攻はコンピュータサイエンス、機械学習。 2012年大学院在学中に株式会社Gunosyを創業、代表取締役に就任し、創業よりおよそ2年半で東証マザーズに上場。後に東証一部に市場変更。 2018年にLayerXの代表取締役CEOに就任。 2012年度IPA未踏スーパークリエータ認定。2016年Forbes Asiaよりアジアを代表する「30歳未満」に選出。2017年言語処理学会で論文賞受賞(共著)。2019年6月、日本ブロックチェーン協会(JBA)理事に就任。
【日時】2020年7月9日(木)19:00~20:30(予定)
【場所】オンライン(Zoom)
【URL】https://btokyomembers006.peatix.com/
【メディアパートナー】CoinDesk Japan
【定員】200人
【参加申込】WEBサイトから参加登録
文・編集:CoinDesk Japan
写真:N.Avenue