金融庁は2019年3月25日、楽天傘下の楽天ウォレットとインターネットイニシアティブ(IIJ)が出資するディーカレットを仮想通貨交換業者に登録した。
楽天ウォレットは登録制度が導入される前から「みんなのビットコイン」の商号で、みなし業者として事業を展開していた。3月1日に現在の商号に変更している。
一方、電気通信業者のIIJが35%保有するディーカレットは同日、インターネット上に存在するデジタル通貨を交換・送受・保管できるサービスを構築していくと、コメントを発表。「デジタル通貨のメインバンク」を目指すと述べた。
金融庁の資料によると、楽天ウォレットが扱う通貨はビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)。ディーカレットはBTC、ETH、BCHに加えて、ライトコイン(LTC)とリップル(XRP)を扱っている。
また、ヤフー子会社のZコーポレーションが出資するTaoTaoは25日、仮想通貨取引所「TAOTAO」の営業を5月中旬に開始すると発表。同社は同日から「TAOTAO」の取引口座の事前登録をスタートさせるが、登録したユーザーに1,000円を贈呈するキャッシュバックのキャンペーンを行う。
また、5月中旬の営業開始後、取引で一定の条件を満たした場合、抽選で500名のユーザーは10,000円が当たるキャンペーンにも参加できるという。
編集:佐藤茂
写真:Shutterstock
(編集部より:TaoTaoの発表を追記し、記事を更新しました)
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